食育コラム「トランス型脂肪酸の恐怖」
今日はトランス型脂肪酸についてですが、
このトランス型脂肪酸に対する取り組みも何もなされてないのも何と日本だけ…
日本は摂取において規制がないのです。
因みにアメリカはトランス型脂肪酸の含有量の表示が義務づけされていて
ニューヨーク市では、2007年7月までにすべての飲食店で
一人前の料理のトランス型脂肪酸を0.5g以下に規制し、
2008年7月には全ての調整食品から
トランス型脂肪酸を排除することに決定しています。
また、マクドナルド社では2007年に全米1万3700店舗の中の1200店舗で、
トランス型脂肪酸を含有する調理油使用を中止すると発表。
ケンタッキーでは、使用する油をトランス型脂肪酸を含まない大豆油に
そして、スターバックスでは、全米店舗でトランス型脂肪酸を
使用しないメニューに切り替えたそうです。
デンマーク、カナダ、ドイツ、オーストラリア、オランダ、イギリス、韓国…
どの国もそれぞれ規制があります。
そう思うと、何も考えてない規制もない日本はほんと怖いなと思います。
日本の子供達はどうなるのだろう…
子供達が大好きな物にとてもたくさん含まれてるので…気になりますね。
トランス型脂肪酸を多く含む食品
マーガリン、ショートニング、ビスケット、スナック菓子、チョコレート、
アイスクリーム、ケーキ、パン、マヨネーズ、レトルトカレー…
サクサク、ふわふわっとした食べ物に多く含まれます。
また、トランス型脂肪酸の油でなくても、油は高温であげたり、
焼いたりするとトランス脂肪酸が発生します。
では何故、トランス型脂肪酸が怖いのかというと、発ガン性が高く、一度身体にはいると
中々処理できない…その身体の中で溜まっていったトランス型脂肪酸は
糖尿病、脳梗塞、心疾患、アレルギーなど、あらゆる病気の原因になっていきます。
また、脳の60%は油でできてますので、トランス型脂肪酸を長く摂り続けると
キレたり、むかついたり、偏頭痛、知能低下にも影響します。。
細胞膜も油でできてますし、ホルモンの材料も油です。
良質の油でとるか、トランス型脂肪酸でとるかで細胞膜の質も、
ホルモンの質も変わりますね。
妊娠、出産にも大きく影響するでしょう。
脂肪酸の種類は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に別れていて、
不飽和脂肪酸も一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸にわかれます。
多価不飽和脂肪酸脂肪酸もオメガ6型とオメガ3型とにわかれます。
長くなりましたが、このオメガ3型の油を摂るのが一番よいです。
オメガ3型の油とは、亜麻仁油(フラックスシードオイル)・えごま油・ボラージ油
冷たい水に棲息する魚の油です。
このような油を火を通さず、
マリネやサラダのドレッシングなどでいただくのがベストです。
そして、油は空気に触れても酸化が進むのでビタミンEと一緒にとるのが理想です。
アボカドがビタミンEも持ち合わせているのでとても良いです。
出来るだけトランス型脂肪酸を控える事!そして、日々解毒を心がける事ですね!
解毒は、良質の油をとる事と、ビタミン・ミネラル・食物繊維を含む食品を
積極的にとることが大切です。
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