染色体異常について
現代ビジネスで染色体異常についての記事があったので紹介します。
高齢出産される方で、最も心配することに
流産と染色体異常からのダウン症をあげられる方は多いと思います。
現代ビジネスではなぜ染色体異常から流産やダウン症児が生まれる確率が上がるのか?
などを専門的に医学的に説明していますので参考にして下さい。
※現代ビジネス参照
「染色体異常」
世界中の医師に最も読まれている
権威ある医学誌『The New England Journal of Medicine』では、
40歳で妊娠した女性の流産率は全体の50%以上、
生まれてきた子供がダウン症になる確率は
約100分の1になるという調査結果が発表されている。
ちなみに20歳の母親からダウン症児が生まれる確率は1667分の1、
25歳では1200分の1であり、実に12〜16倍以上の開きが ある。
なぜ、高齢出産のリスクはこれほど高いのか。
京都大学医学部教授の菅沼信彦医師が解説する。
「女性が高齢になると、卵子も老化していくと考えられます。
卵子は、女性が胎児のときに一生分が作られます。
ですから、卵子が卵巣の中にある期間が 長くなるほど、
遺伝を司る染色体やDNAにダメージが蓄積され、細胞分裂の力も低下してしまう。
ダウン症をはじめ、生まれてくる胎児の先天的な異常や疾患 は、
この卵子の老化が原因のひとつになっています。
また、流産はごく普通の妊娠でも1割前後発生しますが、
その原因のほとんどが染色体の異常によるものです。
母親が年をとるごとに染色体の異常も起こりやすくなりますから、
したがって高齢出産では流産の確率も高まるわけです」
他にも遺伝子異常による先天性疾患には、心臓の変形など重い障害を伴い、
生後1年で90%が亡くなるエドワーズ症候群やパトー症候群などがある。
発生割合は3000〜5000分の1と低いが、
高齢出産でリスクが高まる点はダウン症と同様だ。
本誌先週号では、石田純一氏の妻でプロゴルファーの東尾理子さんが
「お腹の赤ちゃんに、確率は低いながらもダウン症の可能性がある」
と発表したことについて検証した。
そこでコメントを寄せてくれた、
元陸上日本代表で現在熊本市議会議員の松野明美さん(44)。
彼女が、ダウン症の次男を出産した35 歳当時の葛藤を振り返る。
「妊娠8ヵ月頃の検査で、心臓疾患の可能性があると指摘されたんです。
『最悪のことも覚悟してください』と言われました。
その時は本当に目の前が真っ暗になった。
どうして私の子供がそうなのって、そればかり考えていました。
出産は予定日より4週間ほど早かったのですが、
終わったと思ったら、産声が聞こえない。
見ると、取り上げてくれた医師が、息子をポンポンと叩いていました。
その後、か細い泣き声が聞こえ、すぐに集中治療室に連れていかれました。
結果、心臓に重大な欠陥が2つ見つかりました。
保育器の中で小さな体に何本も針を刺されて、この子は幸せなのだろうか。
私は責任を持って育てられるのだろうか、そう思ったのを憶えています。
ダウン症のことは、その10日ほど後に知らされました。
思えば、もし次男を産む前に障害のあることが分かっていたとしたら、
おろしていたかもしれない。
でも今は、心から産んでよかったと思っています。
次男を産んで以来、出生前診断には反対しているんです」
「染色体異常」
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